今回は戦後80年に訪れたい博物館を博物館マニアの丹治俊樹さんとともに巡った。まずやってきたのは明治大学生田キャンパス。ここには旧陸軍の研究所だった建物を利用した博物館があり、秘密戦を研究した資料などが無料で公開されている。この研究所を中心に作られた風船爆弾は1944~45年に約9000個が放たれ、300個ほどが本土に落下し民間人6人が犠牲となったとされている。また中国の紙幣を偽造し、軍事物資の購入などに充てていたそう。さらにウイルス等を使った生物兵器も開発されていて、研究所全体では1000人近くが働いていたという。
続いて訪れたのは東京・江東区にある博物館。展示されているのは全長約30mの木造船で、1954年のビキニ事件で被爆した第五福竜丸の実物だそう。最後は戦争で途絶え幻となった芸術品「眞葛焼」の博物館。眞葛焼は明治4年に陶芸家の宮川香山が横浜港近くに窯を開いたのが始まりで、1945年の横浜大空襲によって職人と窯を失い技術が途絶えたとのこと。
続いて訪れたのは東京・江東区にある博物館。展示されているのは全長約30mの木造船で、1954年のビキニ事件で被爆した第五福竜丸の実物だそう。最後は戦争で途絶え幻となった芸術品「眞葛焼」の博物館。眞葛焼は明治4年に陶芸家の宮川香山が横浜港近くに窯を開いたのが始まりで、1945年の横浜大空襲によって職人と窯を失い技術が途絶えたとのこと。