東京都は多摩市・立川市・青海市の3か所で今月9日からスギ花粉の飛散が始まったと発表した。今回東京で観測されたのは12地点のうち3地点。残り9地点はいつ飛散が始まるのか?専門家によると、年明けから数えて1日の最高気温の合計が440℃を超えると飛散の目安となり、東京都心の場合、昨日時点で506.4℃に。全ての観測地点でいつ飛散が始まってもおかしくない状態。日本人の4割以上が悩まされている花粉症。この時期は仕事の効率が低下するとして、独自の対策をしている企業がある。病院の診察費など1回につき上限5000円を支給。何回でも利用可で花粉症持ちの社員には大変ありがたい制度。さらにティッシュやマスク、目薬なども無料配布している。今シーズンの花粉量について、東京都はこの春のスギ・ヒノキの飛散量は去年と比べて8割程度になると予測している。