ことしで創建1300年を迎える多賀城の歴史や食文化に親しんでもらおうと多賀城市内の小学生が稲の原種に近い古代米の稲刈りを体験した。この取り組みは多賀城が創建されてから、ことしで1300年を迎えるのに合わせて、多賀城市が企画し、市内すべての小学5年生およそ550人が参加した。稲の原種に近い古代米の稲作体験をとおして多賀城の歴史や食文化に親しんでもらうことが狙い。子どもたちはことし6月に古代米の田植えも体験していて、およそ5か月で大きく育った稲を刈り取った。収穫した古代米は多賀城創建1300年にちなんで、13種類の具材を入れたカレーとともに市内の小中学校の給食で提供される予定だという。