しかしミャクミャクが誕生したときは様々な意見があった。万博開幕の約3年前、ミャクミャクのデザインが発表されたときの印象について街の人はマイナスな意見を言っていた。それでもどう愛されるキャラクターにするために取り組んだのはミャクミャクの立体化。そして動き。まず取り掛かったのはミャクミャクをどう立体化させるか。求めたのは「かわいらしさ」。平面のミャクミャクよりもお腹を丸くしてぽっちゃり感を出し、おしりもぷりぷりさせた。目の位置などを何度も確認し、“キモかわいい”を演出。さらに動きで参考にしたのは大阪の芸人のような動きとサービス精神。「吉本新喜劇」に登場したときにはボケや「乳首ドリル」も披露。振り返るとZIP!に出演したときも大阪の芸人のようなノリを見せてくれた。こうした大阪の芸人のような動きやノリのよいサービス精神が人気の理由。万博が開幕するとオフィシャルストアは大盛況。開幕当日にも関わらず完売する商品もあった。ミャクミャク自身も写真を求める人に囲まれた。当初「怖い」と言われたミャクミャクだが万博が終わるころには愛される存在となった。
