美味しいのに市場に出回らない低流通魚が注目されている。「鮨 ヒカリズキ」(埼玉・蕨市)では低流通魚(クロシビカマスなど)をメインに提供している。店主・山川忠康は「本来、美味しい魚なのに扱いづらい、仕込みしづらいなどの理由で低流通となっていると思う」と話す。千葉・船橋漁港で大漁のコノシロは寿司ネタとして人気のコハダが成長したもの。しかし、成長するにつれて市場価値が下がるため“逆出世魚”と呼ばれることもある。大傳丸・大野和彦によると「小骨が肉の中に入ってしまうので食べると舌触りが小骨が触る」。「一九 船橋南口本店」ではコノシロを様々な料理で提供している(フライ、天ぷら、酢の物、オーブン焼きなど)。コノシロを酢につけると骨が柔らかくなるため身と一緒に食べられるという。大野は低流通魚の活用が水産資源の安定にもつながると話す。
