様々な打ち手を繰り出す住友林業と大和ハウス工業。最後に、今後、住宅メーカーとして消費者とどう向き合っていくのか聞いた。住友林業の大谷常務は「“住む”から“過ごす”へと意味合いが少し変わってきたのかと。働く場所を含めて機能をしっかり備えているか、快適か。お客様にとって満足できる家じゃないといけない。その中に必ず勝機はあると思っています。全く悲観的にはなっていません」と、大和ハウス工業の永瀬常務は「日本は地震も多いですし、寒暖の差もあります。防犯対策ができた家というのも、もっともっとニーズがあると思います。ハードルはどんどん上がっています。“高いけど買って”では淘汰される。まだまだ生産性を高めていける余地はあると思います」と語った。