大和証券キャピタルマーケッツアメリカ矢澤氏による解説。声明文では金融環境の引き締まりが経済活動の重しとなる可能性が高いとの文言が追加された。但し、ある程度事前に想定された内容だったことから、声明文発表直後、株式市場の反応は比較的落ち着いたものだった。金利も10年債2年債利回りはともに低下している。注目したパウエル議長の発言について「利下げは今は考えても話してもいない」と述べるなど、次回以降の利上げの可能性に含みをもたせた。今後の注目点は経済指標1回の結果よりも景気や物価トレンドに変化がないかなど経済指標を総合的に見ていく必要があると話した。