大和証券CMアメリカ・高橋諒至がリモート解説。2日のニューヨーク株式市場について。ダウ、ナスダック、S&P500。個別の好材料を受け、成長株が買われた。インテルはゲルシンガーCEOの退任を受け、経営改革への期待が膨らみ、朝方は大幅高。ゲルシンガー前CEOはファウンドリーへの参入を積極的に進めてきた。同分野で教護するTSMCやグローバルファウンドリーズも買われた。他にもクラウド向けの年次イベントを開催しているアマゾンと5年間の契約を締結したマーベルテクノロジーも買われ、半導体株の上昇が目立ったいる。年末にかけ株価が堅調になりやすいという季節性も投資家心理を明るくしているとみている。感謝祭翌日から年末までS&P500の勝率は過去30年間(訂正あり)で80%と高く、今年もラリーが続くと期待している投資家が多いよう。グラフ「感謝祭翌日から年末にかけてのセクター別上昇率(10年平均):ヘルスケア、通信、不動産、公益、金融、生活必需品、S&P500」。ヘルスケアは年末にかけて見直し買いが進みやすいセクターとみている。(中継)米国・ニューヨーク。
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