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「大屋根リング」 のテレビ露出情報

京都市左京区にある宮大工の会社では、見習いを含めて13人の宮大工が所属しており、そのうち7人が20代。会社によるとベテランが多いこの業界において20代が半数を占めることは珍しいという。宮大工とは神社や寺など伝統的な木造建築を専門に手掛ける職人のこと。ただ建てるだけではなく、長くもたせるための知識・技術が必要とされ、その歴史は1000年以上前に遡る。宮大工の技術の特徴は釘・接着剤を使わずに木材を組み合わせる「木組み」にある。中でも「金輪継ぎ」という継ぎ手は万能で、古くなった柱の修復などによく使われる。こうした精密な木材加工に欠かせないのが表面を滑らかに整える「鉋(かんな)」。寸法を変えないため薄く削る必要があり、経験を積んだ職人は15マイクロメートルほどの薄さで削ることが可能。去年この会社で宮大工としての道を歩み始めた上野さん。幼い頃からものづくりが好きだった上野さんは、日曜大工をしていた父親の影響で大工を志し、大学で木彫刻を学んだあとこの会社に入社した。この日、行われていたのは亀岡市にある神社の修理工事。悪くなっていた柱の根元を金輪継ぎで取り替える。上野さんは柱がズレないように固定するための栓を作るための作業を任された。棟梁の高橋さんはどんなに細かい疑問にも丁寧に答えてくれる。「背中で覚えろ」という厳しい師弟関係も近年変わりつつあるという。できあがった栓の寸法が合っているか確認。上野さんは「作業して特に何も言われなかったらちゃんと出来ていたんだなという感じ。実際に自分が作ったものが組み上がって完成していくのを見るとすごいやりがいに感じる」と話す。この日、工房を訪れたのはアメリカの学生たち。大阪・関西万博の大屋根リングをきっかけに、いま日本の木造建築に世界が注目している。1000年以上受け継がれてきた宮大工の技。きょうも若手職人たちが建物と技術を未来へ繋ぐ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月1日放送 11:59 - 14:00 TBS
王様のブランチ物件リサーチ
西武新宿線・新井薬師前駅から徒歩6分の「歴史をつなぐ新井薬師の家」を紹介。築80年超えの一戸建てをリノベーションした物件。8帖の洋室は上が窓になっており、テーブルとテレビ台は部屋に合わせてオーダーメイドで作ったという。洋室は床暖房付きで、2階に上がる階段の下には収納スペースがある。キッチンは全長約5m50cmと十分なスペースがあり、LDK横のワークスペースに[…続きを読む]

2025年10月29日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
横浜市で再来年に開かれる花博まで間もなく500日となるのを前に、展示内容の一部を紹介する発表会が開かれた。主催者による展示では江戸時代の植物園「花屋敷」を再現し、伝統的な日本の園芸文化を紹介する。企業による展示では大阪・関西万博の「大屋根リング」の木材を再利用したタワーを設置するという。

2025年10月24日放送 14:33 - 14:50 NHK総合
列島ニュース今日のキニナル!
大阪・関西万博の大屋根リングに使われた木材のうち約4割が高知県産だった。松山のニュースで来年の全国植樹祭で再利用するニュースもあった、能登の災害公営住宅に使わないかというニュースもあったなどと紹介した。

2025年10月22日放送 5:50 - 9:00 日本テレビ
ZIP!SHOWBIZ
櫻井翔さんの初の書籍「櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】」の発売イベントが行われた。櫻井さんの日本各地の名建築を学んだ15年間が書かれているという。櫻井さんは開催前の大阪・関西万博にも訪れており、今月13日の閉会式にも出席した。

2025年10月18日放送 6:00 - 8:30 フジテレビ
めざましどようびNEWS
今週13日に大阪・関西万博が閉幕した。会場の夢洲で多くの人が“アフター万博”を楽しむ一方、会場で使用された備品を再利用する「ミャク市」が開催されている。また昨日午後5時から大阪市西区の公園で「世界横丁」というイベントがスタートした。このイベントは万博で築かれた各国のパビリオンや関係者とのつながりを大阪市内に引き継ぐことを目指している。イベントでは抽選に当たれ[…続きを読む]

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