日本時間のきょう午前、ダーウィンで行われた追悼式典では、オーストラリア軍の兵士が放射砲などを撃ち、当時の様子を再現。1942年2月19日、旧日本軍は当時連合軍の軍事拠点だったダーウィンの軍関連施設などを「零戦」など240機以上で空襲。民間人を含む少なくとも243人が死亡。オーストラリア本土が他国から攻撃を受けたのは、これが初めてでおよそ2か月半前に行われたハワイの真珠湾攻撃を凌ぐ激しい空爆だったことからもうひとつの“パール・ハーバー”と呼ばれている。式典では、日本とオーストラリア、両政府の代表や遺族らが献花。戦後80年、安全保障面でも緊密な協力関係にある両国、参列者は平和が続くよう願っていると話していた。