1943年国は兵役についていない人々を軍需工場などに強制的に動員する徴用を拡大した。竹鼻信三は妻子を残し大阪にあった陸軍の工場で働くことになった。竹鼻は軍のために働ける喜びを綴っていた。しかし竹鼻は不満をこぼすようになった。現品合わせにあったからであった。こうした中日本軍が占領していたアッツ島で1万人を超えるアメリカ軍が島に上陸した。そして守備隊2600人の全滅が発表された。竹鼻は「工員としてお国にご奉公する身だ」などと綴っていた。
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