けさ知っておきたい!NEWS検定、1月最終日なのでポイント2倍、正解者にはボーナスポイントがある。今国会では政治とカネが争点で政策活動費が注目されている。自民党はおととしの収入として企業寄付や税金原資の政党交付金で計248.5億ありこのうち使い道の公開義務がない政策活動費は14.1億円で党から議員に配られるブラックボックス化していた。内訳は党内で受け取ったとされる茂木幹事長9億7150万円など15人が受け取ったとされ政策活動費は野党にも存在している。特に高額だったのは歴代最長の幹事長を務めた二階氏で約5年間で47億7000万円だった。政治資金規正法に詳しい日本大学岩井奉信名誉教授は「政策活動費は公には言えないお金」と表現している。谷川前衆院議員は政策活動費ではないが収支報告書に不記載だった約4300万円の使い道の一部は飲食代と話した。岩井名誉教授によると他には可能性として若手議員への活動費や選挙対策の費用があげられるとした。自民党では選挙区で当選が厳しい候補者に対し他選挙区よりお金をかけているとみられ公開義務がないことで党内他候補者からの反発を避ける上でうってつけだと指摘した。差配は幹事長が行っていて年間10億円にのぼり非課税となっている。与野党では廃止または見直し考えを示しているが岸田総理は『政治活動の自由と国民の知る権利のバランスの議論で今に至っている」と話した。