岩手県盛岡市の住宅地の一角で、早朝から野菜や果物を携えた生産者が続々と集まっている。午前5時、盛岡神子田朝市が営業開始。生産者を中心に土日は100のお店が軒を連ねる。リンゴ農家の就任4年目の組合長は、法被にお面がトレードマーク。いろいろなお店を集めていて、整体院もある。朝市の誕生は半世紀ほど前で、1968年中央卸売市場の建設で売る場所を失った生産者が組合を作り、街の空き地で朝市を始めた。9年後に今の場所に移り、盛岡神子田朝市として歩んできた。冬は、吹きさらしの朝市には厳しい季節。マスコットキャラクターのあさどりくんは、クラウドファンディングで新しくなった。この春、じゃじゃ麺店が初出店された。