あの日から14年。山林火災で再び被害に遭った岩手・大船渡の街。きょうも追悼の鐘の音が鳴り響いた。14年前、大津波は岩手・大船渡市の中心部まで押し寄せた。漁業者・亘理孝一さんは津波で自宅が流され、2か月間、船の中で寝泊まりをしていた。震災後、自宅の跡地に倉庫を建てたが、今回の火災で倉庫も全焼。漁のための道具の多くが焼けてしまった。亘理さんは「これ以上の災害はないかと思っていたが、まさか火災でこんな思いをするとは夢にも思わなかった」と語った。
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