群馬県・大泉町は町の10人に1人がブラジル人で、約30年前にバブル期で人手不足のため町をあげて日系ブラジル人を呼び寄せたためだという。今では人口の約20%が外国人で、ブラジルを含む45カ国以上の人が暮らしている。大泉町観光協会で働くジュリアナさんは祖父が日本人でブラジル人の両親を持つ日系ブラジル3世で、日本語・ポルトガル語共に喋れるという。両方の文化に触れて育ったジュリアナさんはイベントのチラシを翻訳したり、観光客向けの動画を作ったりと大活躍している。ジュリアナさんの夫・裕太さんの父は日本人で母はフィリピン人だ。息子には偏見なく育ってほしいと話した。