- 出演者
- -
北関東の魅力を収めた撮れたて映像を1日1組だけお届けするお店に訪れたのは、お笑い芸人のタイムマシーン3号のお2人。北関東に暮らす外国人の素顔に迫る映像を楽しんでいただく。今回のおすすめは「エスニックタウン」。日々の暮らしや食卓に密着する。
今回撮れた亭を訪れたのはタイムマシーン3号の2人。きょうの仕入先は北関東にあるエスニックタウンで、暮らしや素顔を撮れたて映像で味わっていただく。
オープニング映像。
最初のおすすめは茨城・大洗町。この日は地域の祭りが4年ぶりに開かれ、会場には多くの外国人の姿があった。特にインドネシア人が多く見られたが、約25年前に人手不足だった水産加工業者がインドネシア人を呼び寄せたのがきっかけとのこと。今回は21年前に来日したというエルザさんのお宅を訪ねた。エルザさんは夫と2人の子どもと暮らしていて、お邪魔したときにはお昼ごはんを作っていたが、キリスト教徒の一家は豚肉が大好物とのことで庭で串に差したものを焼いていた。またエルザさんの出身地であるマラドの魚料理も作りきょうの昼ごはんとなった。
エルザさんの祖父は日本人で戦時中に兵隊としてインドネシアにいて、現地で暮らす祖母と出会い母親が生まれたそう。しかし終戦を迎えたため祖父は母が生まれる前に帰国し、その後も会うことができなかったそう。初めて祖父と会ったのはエルザさんが21歳のときで、祖父も喜んでいたなどと話した。またエルザさんは大洗での暮らしについて、楽しいなどと話した。
スタジオではまさに名前がつなぐ家族の歴史で、言葉が通じなくても祖父と母が手を握る写真も良かったなどと話された。
- キーワード
- サテ・バビ
パキスタン人のパパは、往復600キロを走ったという。栃木県小山市にはパキスタン料理のレストランが多い。モスクもある。中古車のオークション会場に向かった。ゴミ収集者など大型の車が集まる。県の内外からパキスタン人があつまり車を輸出する。ブカリ・アフマドさんはパキスタンで不動産の仕事をしていた。義理の兄を頼り日本に来た。仕事に同行させてもらう。宮城県に中古車の引き取りに向かう。コンビニに立ち寄る。アプリで商品を読み取るとイスラム教で禁じられている食品がわかるという。飲食可能なものを食べるという。4時間かけて宮城に到着。重機などを見てまわる。自分の足と目で吟味する。取引先は常連も多く顔なじみでその日のうちにブルドーザーを積んで住んでいる土地まで引き換える。トラックを運転するのは義理のあにのムサデクさんで往復600kmの道のりを終えた。
後日ブカリさんのご自宅へ。出迎えてくれたのは長女のいミルハさんと長男のアラハムくん、次女のズィルクちゃん。ちょうどお昼の時間でこの日はナンキンマトン、マトンプラオなどをムサデクさん達と食事をした。子どもたちも成長し家が手狭になり引っ越したいと考えているが引っ越すと学校が変わってしまうなどの意見があり、さらに不動産がOKでもオーナーが外国人はダメという物件もあったと明かした。
VTRを振り返りオーナーさんは貸してあげて欲しいと関は話した。
群馬県・大泉町は町の10人に1人がブラジル人で、約30年前にバブル期で人手不足のため町をあげて日系ブラジル人を呼び寄せたためだという。今では人口の約20%が外国人で、ブラジルを含む45カ国以上の人が暮らしている。大泉町観光協会で働くジュリアナさんは祖父が日本人でブラジル人の両親を持つ日系ブラジル3世で、日本語・ポルトガル語共に喋れるという。両方の文化に触れて育ったジュリアナさんはイベントのチラシを翻訳したり、観光客向けの動画を作ったりと大活躍している。ジュリアナさんの夫・裕太さんの父は日本人で母はフィリピン人だ。息子には偏見なく育ってほしいと話した。
「偏見はよくない」って言葉の重みを感じたなどと話した。
3本の映像を見て温かい気持ちになったと関は話した。