今月7日、福島第一原発から初めて取り出された燃料デブリは、茨城・大洗町にある日本原子力研究開発機構の分析施設に運ばれた。燃料デブリは、メルトダウンした3つの原子炉に計約880トンあると推定されているが、今回初めて取り出されたのは0.69グラムと耳かき約1杯分。今後、複数の分析施設で硬さや核物資がどの程度含まれているかなどを調べる。東京電力は分析結果を活かし2030年代に大規模な取り出しを開始するとしている。
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