- 出演者
- 藤森祥平 マツコ・デラックス 刑部慶太郎 軟軟冰 鯛 夷 中村花音 モリー ショウ
アニメ地巡礼ブームを支える7人のオタクが登場。新メンバーとして、世界にアニメ地を発信するモリーさん・ショウさん夫妻が参戦する。SNSは最高3000万回再生超え。フォロワーは50万人で99%が外国人。モリーさんはイギリス・ノッティンガム出身。ショウさんとはイギリスの大学院で出会った。
マツコの知らないアニメ地巡礼の世界第4弾。今回はアニメ地巡礼の最前線をお届けする。
アニメ地巡礼の今を紹介。インバウンド巡礼者は299万人を突破。海外のアニメイメージは超クールでおしゃれに変わった。海外セレブがファッションアイテムとしてアニメキャラを取り入れ、ファッションブランドとのコラボなども世界中でブームに。ラッパーのミーガン・ザ・スタリオンは24年に「Otaku Hot Girl」をリリースしたが、「呪術廻戦」吹き替え英語版の声優がナレーションに参加するなど、アニメ要素満載となっている。
ギネス世界記録を保持するアニメ呪術廻戦。第2期では渋谷を舞台にした戦いが繰り広げられる。
「しかのこのこのここしたんたん」の舞台となったのは東京・日野市。鹿の角の生えた鹿乃子のこと、元ヤンの虎視虎子によるハートフルシカコメディとなっていて、オープニング「シカ色デイズ」は中毒性のある映像からYouTubeで3300万回以上再生されるとともに、日野市の大坪元市長らも踊る様子が見られ、日野市役所だけでなく高幡不動尊などに向かう様子も見られる。
「日々は過ぎれど飯うまし」は料理の作画に定評のあるP.A.WORKSが手掛け、空腹時に見るのは危険と評された。舞台は東京・八王子市周辺で高尾山山頂のやまびこ茶屋で食べることのできる「山菜とろろ飯定食」も話題となるなどし、アニメ放送後は注文数が10倍に上ったという。
「ハイキュー!!」はバレー部の物語であり、身長の低さをはねのけて全国大会出場を目指す日向翔陽の活躍などがみられる。昨年公開された「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」は興行収入が115億円にのぼるなどし、男子高校生のバレーボール人口は漫画の連載が始まった平成24年は35905人に対し、令和6年には53846人まで増加し、タイやインドネシアでは日本のコンテンツで最も注目されているとのデータもある。舞台となった仙台市・カメイアリーナ仙台は老朽化から建て替えが決定すると、お別れイベントには2日で9000人が集まった。
「メダリスト」はフィギュアスケート選手の夢破れた青年と憧れる少女が二人三脚でメダリストを目指す物語。舞台である名古屋市大須の大須スケートリンクは来場者がアニメ放送後は70%増となった。
夷さんはアニメ舞台で不毛の地と言われてきた秋田に大ヒット作が誕生したと発表。
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「それって実際どうなの会」、「ギャップ検証バラエティ ニノなのに」、「水曜日のダウンタウン」の番組宣伝。「東京2025世界陸上」は9月13日開幕!
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- 東京2025世界陸上競技選手権大会
9月13日に開幕する「東京2025世界陸上」の告知。
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秋田県で生まれ育ち全国のアニメ地を巡り京都に恋をして移住した夷さん。秋田・にかほ市がモデルとなった「ルックバック」。押山清高監督がにかほ市を舞台にしたと公言しているルックバックの上映時間は58分、興行収入は全世界で44億円を記録した。にかほ市の田園風景を求め多くのファンが訪れている。
「ガールズ&パンツァー」は茨城・大洗町、「ラブライブ!サンシャイン」は静岡・沼津市、「らき☆すた」は埼玉・鷲宮が舞台で、大きな経済効果を生んだ。中村さんは水泳アニメ「Free!」を紹介。初の公式イベントが鳥取・岩美町で行われた他、10周年記念イベントがさいたまスーパーアリーナで開かれた際には2万人以上の女性ファンを動員。
ラノベ界の超新星「負けヒロインが多すぎる!」の原作者は愛知・豊橋市出身で、作品の舞台は同市がモデルとなっている。農業がさかんで、都市部では交通機関も充実するなど住みやすい街として人気。アニメが反響を呼び、原作が書店から姿を消したことから、「幻の本」と呼ばれたこともあった。ヤマサのちくわの売上は前年比で30%もアップ。市と作品がいち早くコラボしたことで、巡礼MAPは4ヶ月で1万2000枚が配布された。
今回初めてマケインの舞台をめぐる軟軟冰さんに同行。最初の目的地の途中であるものを発見し、ビルの逆側がワンシーンになっていたが水上ビルの10か所に壁面装飾が期間限定でされているそうである。「珈琲とカヌレ」にはアニメを見た海外からのファンも多く、朝から20人ほど並ぶこともあった。他のファンのためにも残さず早くがアニメ地巡礼の鉄則であるという。もう一人のマケイン好きが車でやってくるというので待っていた。
次のスポットに行く前にもう一人のマケイン好きが車でやってくるというので待っていると、痛車に乗ったたましさんが登場。マイアミ大学を卒業してアニメ好きで日本へ移住したたましさんと一緒に60万円かけてラッピングした痛車で次へ行くこととなった。中国ではやってるのは高級な車を痛車にすることであるとのこと。続いて到着したのは「道の駅 とよはし」でビンビンさんの目的は作中に出る「大人の初恋レモン」を購入することだった。さらに商品を2,000円以上の購入でもらえるナンバリングされた記念切符をGETとなった。こうした取り組みもあり、お店の売り上げはマケイン効果で約60%UPとなっていた。「ガスト 豊橋橋良店」では山盛りポテトを頼んでいた。続いては東京ドーム8.5個分の広大な敷地がある「のんほいパーク」へ。マケインにおいて重要なシーンが数多くあるため、ファンが必ず訪れるスポットとなっている。マケイン効果で県外からの集客にも成功しているという。順調にアニメと同じシーンを撮影していると乗り物が壊れて調整中となっていた。本作の重要なシーンとなる観覧車には無事に乗車できた。
アニメ地巡礼のその先として注目しているのが「ゲーム地巡礼」である。「8番出口」は清澄白河駅がモデル地にされているのではないかと話題になっていたとんこと。他にも世界出荷数1300万本を超える人気ゲーム「Ghost of Tsushima Director’s Cut」は一人の武士が壮大な対馬を駆け巡るオープンワールドゲームで長崎県の対馬にある実際の風景がモデルになっているため、ゲームをしてこの舞台を訪れる観光客もいるという。さらに香川県の男木島や直島がモデル地になっている恋愛アドベンチャーゲーム「Summer Pockets REFLECTION BLUE」や累計ユーザー数1400万人超えの刀をモチーフにした「刀剣乱舞ONLINE」では作中キャラのモチーフとなった刀が展示された特別展に延べ4万人以上の来場者が訪れ、足利市の経済波及は約8億6千万円とも言われている。