- 出演者
- マツコ・デラックス
全国立ち食いそば店カレー一挙集結。後半は体感時間の秘密を徹底解説。
- キーワード
- カレーライス
今回は立ち食いそば店のカレーを紹介。解説するのはギタリスト・中澤星児。那覇市にある「永當蕎麦」は2020年11月オープン。とろみのあるバラ肉のカレーライスは360gで400円という安さ。名古屋にある「三希亭」は2025年3月にオープン。鶏むね肉やねぎといったオーソドックスな具が入ったカレー丼は300gで300円。東京・千代田区にある「新田毎」は秋葉原駅内にある駅そば。ステーキが入ったカレーは460gで1100円。板橋区にある「蕎麦食堂 いけち」はカツ丼にカレーがかかったカレーかつ丼を900円で販売。これは富士そばの名物メニューで、店主の池田兄妹は元富士そばの店長だった。
今回は立ち食いそば店カレーの世界。外食ランチの平均予算が1250円と過去最高を記録している中、立ち食いそば店には行列ができている。中でも立ち食いそば店のカレーは専門店顔負けのこだわりがある。案内人は全国400軒以上の立ち食いそば店を巡ってきた中澤星児。懐かしいそば店カレーから概念が変わる進化系カレーまで紹介する。
- キーワード
- ホットペッパーグルメ外食総研王林
案内人・中澤星児を紹介。出身は大阪・熊取町で、エアロスミスに憧れ24歳で上京。極貧時代は富士そばのカレーライスセットに支えられてきた。33歳の時、秋葉原にある「みのがさ 本店」のカレーに衝撃を受け食べ比べをスタート。立ち食いそば店のカレーにこだわりがある事に気づき、バンド活動などのかたわら全国を回っている。
出汁にこだわる名店3選を紹介。日本橋にある「そばよし」は2001年創業で、食べログのそば百名店に選ばれた立ち食いそば店。江戸時代から続く鰹節問屋が経営するお店で、鹿児島県の指宿などで獲れた本鰹にこだわり、粉砕して出汁を取る。粉砕することで出汁を取る時間を短縮し香りも強くなる。カレーのベースにはめんつゆと鰹出汁を使用し、水は一切使用しない。そこにカレー粉などを入れとろみがつくまで混ぜ、玉ねぎなどを入れて完成。価格は650円。
新潟駅徒歩10分の場所にある「万代そば」。1973年創業で、カレーが多い日に一日1000食は出るという。こだわりは鰹出汁ではなく豚骨スープを使用すること。具材は玉ねぎなどで、スパイスは企業秘密。濃厚な出汁と辛めのスパイスが絡み合った王道の黄色いカレーライス。
足立区千住にある「雑賀屋」は京成関屋駅と牛田駅の通り道に佇む店。そばはもちろん丼など60以上のメニューがあり、日本位一メニューが多い立ち食いそば店とも言われている。カレーのこだわりは出汁に比内地鶏のガラ、店で一頭買いしている黒毛和牛のホルモンを使用していること。実は店から徒歩10秒の場所で焼き鳥屋を経営しているため、比内地鶏や黒毛和牛を使い回せる。玉ねぎなどを合わせて煮込んだものを一晩寝かす。中澤のおすすめは名物の鶏天をトッピングすること。バッター液の中にかえしがついていて衣も味がするのが特徴で、トッピングしても価格は820円。スタジオでカレーを試食。マツコは「比内地鶏が強い。鶏天の衣が良いアクセントになる。」などとコメント。
そば店カレーの歴史を紹介。日本で初めて国産カレー粉「蜂カレー」が発売されたのが1905年。当時は洋食化が定着し、そば店が衰退していた。1910年、現状を打破するため朝松庵がカレー南蛮とカレー丼を開発。お店は創業から130年以上経った今も営業中で、2品とも販売している。その後、同志会と呼ばれる現在のフランチャイズ制のような形でそば店カレーが東京中に広まった。カレー丼をスタジオで試食したマツコは「江戸のそばっていう感じのベース。うまい。」などとコメント。朝松庵ではメニューによってカレーの固さや味を変えているという。レシピは当時から変わっていない。
立ち食いそば店のカレーの魅力について中澤は「ストイックな世界観の中で味わうブルージーな料理」。などと評した。ブルージーが感じられる店を3つ紹介。1つ目は高円寺にある「江戸丸」。
中澤星児さんがそば店カレー3選を紹介。高円寺駅から徒歩8分にある立ち食いそば店「江戸丸」。営業時間は朝5時~昼2時まで。店主はフィリピン人のリシストラタさん。カレー丼はわかめスープ付きで600円。こだわりポイントは鰹節・鯖節・昆布を配合した出汁。
千葉寺駅から徒歩6分にある「味元」は24時間営業のお店。創業は40年以上で地元民で知らない人はいない名店。味元では客の要望に応えて様々な組み合わせのメニューを提供している。
味元で中澤さんイチオシの裏メニュー「牛&カレー」を紹介。材料は豚肉・玉ねぎ・にんじん全てが千葉県産で、具材は溶けるまでじっくり煮込まれている。中澤さんは「牛肉に味が染みていてカレーも舌に絡みついてくる。」などと話した。
新橋駅から徒歩1分にある1984年創業の「丹波屋」。こちらではインドカレーを提供している。アルバイトで雇ったネパール人の父がインドカレーを伝授してくれたという。クミン・カルダモンなど15種類のスパイスを使用し、王林とセロリを入れて煮込んでいる。
体感時間が早い要因の1つが「冒険をしない」で、体験する事柄が多いほうが体感時間がゆっくりになるという。特に新しい経験をすると新しい情報に出会い、特別な出来事だと認識し、特別な出来事は記憶に残りやすいため充実した長い時間と記憶することで体感時間が長くなる。このため大人になるほど新しい出来事が減っていくため、体感時間が短くなりやすいという。
「最前線!密着警察24時&追跡24時」の番組宣伝。
「DOPE 麻薬取締部特捜課」の番組宣伝。
「19番目のカルテ」の番組宣伝。
早回しのドリブルと遅回しのドリブルの映像を見比べた結果多くの人が早回しの映像のほうが長く感じたと回答した。早回しの場合ボールが多くバウンドするためイベントが多いと脳が認識し、体感時間を長く感じやすいという。