KASASAGIは伝統工芸を新領域で活用する事業に力を入れている。和紙に金箔や銀箔を幾重にも重ねる西陣織の伝統技法「引箔」は裁断してその糸を織るが、裁断する前の物を建材として展開しようと考えているという。去年に物流施設のエントランスに納入した建材は金属を腐食させて色をつける富山県の高山銅器の技法が使われた。KASASAGI共同創業者の吉澤さんは伝統技法を知ってもらう機会を村田さんと模索していると語った。KASASAGIは去年ロサンゼルスに拠点を開設し、世界発信に取り組み始めた。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.