全国の書店員が1番売りたい本を投票する本屋大賞で、宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」が大賞を取った。滋賀県大津市を舞台にした青春小説で主人公が地元百貨店の閉店をきっかけに自分が信じた道を突き進む姿が描かれ、これまでに様々な文学賞など13冠に輝いている話題作だ。作中には実在する百貨店やスーパーなどが登場するため、大津市ではスタンプラリーや観光船とのコラボイベントが行われるなど聖地巡礼としての盛り上がりも見せている。去年に小説家デビューし、デビュー作で受賞となった宮島さんは大津市に住んでいる。。