- 出演者
- 草薙和輝 紀真耶 野口琢矢
オープニング映像。
日本製鉄によるUSスチールの買収を審査していた対米外国投資委員会は先月、バイデン大統領に判断を一任していて、今月7日までに大統領の判断が示される。ワシントン・ポストは2日、政府高官の話として「バイデン大統領が買収の阻止を正式に決断し、早ければ3日にも公表する」と報じた。ホワイトハウスの高官が「日本を代表する企業の巨額投資を阻むことは日米関係に悪影響を及ぼす可能性がある」と警告して説得を試みたが、バイデン大統領は買収阻止を決断した。
石川県七尾市の市立石崎小学校で教壇に立った市内で有名日本料理店を営む川嶋亨さん。「うま味」を教える出前授業だ。地震で全校児童の3分の1にあたる約50人が避難生活を送った。避難所ではインスタントの食事が続くことも多く、食育の大切さを感じたという。店は去年1月の能登半島地震で外壁の一部が崩れ、室内もゆがむなどの被害を受けた。「一本杉 川嶋」は2020年にオープン。翌年には世界的な美食ガイドブック「ミシュランガイド」の一つ星に掲載された。1年半先まで予約が埋まるほどの人気だった。築90年を超える店の建物は国の登録有形文化財で、修理には文化庁の許可が必要。川嶋さんが被災者のために炊き出しを始めたのは地震の2日後。去年3月、「ゴ・エ・ミヨ2024」に「革新的な料理の技術を持つ期待の若手」として川嶋さんが選ばれた。先月、炊き出しのメンバーがそれぞれの得意料理を振る舞い忘年会が開かれた。
川嶋さんは先月、中能登町の農家の畑を訪ねた。目当ては冬に旬を迎える白カブ。能登の野菜を持って向かったのは加賀市の山中温泉。老舗旅館「花紫」で一日料理長を務める。川嶋さんの旬の味尽くしを求めて全国から20人が集まった。白カブはお吸い物に。新たな年に向けて川嶋さんは商店街の仲間と街の復興へ動き始めている。店の向かいの古民家を購入。復活の第一歩は街の人が集まれるアンテナショップと川嶋さんがいつでも料理ができる拠点をつくること。能登を美食の都にしたい、食を通じて復活を目指す復興料理人。川嶋さんは仲間と歩みを進めている。
大手デパートの初売りは元日を避ける動きが広がり、営業日の分散が進んでいる。働き方改革の一環として従業員に休みを取ってもらおうという狙い。年始早々から営業を始めた商業施設ではインバウンドの波が押し寄せていた。元日、東京ソラマチには行列が。ことしの福袋の目玉商品は抽選で1日駅長体験ができるナノブロックの福袋や、飲食店用の食品サンプルの店が作った限定品。定番の食品など180以上の店舗が福袋を売り出している。
元日の神奈川県横浜市・そごう横浜店。開店前から約1万人の客が行列。開店と同時に食品売り場は大にぎわい。カバンの福袋売り場では福袋の中身を取り出し物色。ここでは中身を見ても大丈夫。8階のフロアで行われていたのは抽選福袋。年始限定で「おかいものクマ」が店内を練り歩く。
きのう、SHIBUYA109には行列が。外国人の姿も。イタリア人夫婦が真っ先に向かったのは福袋のある店。Fi.n.tの福袋、Lattice「アクセサリー8点入り福袋」など紹介。
河合紫乃さんは去年12月、義足になって初めてバドミントンの大会に出場。大学では全国大会で2度優勝。卒業後は実業団チームに入った。23歳の時、足のけがで手術を受けたところ神経を損傷し左足の股関節から下が麻痺。やけどや骨折をしても気づかないほど麻痺が悪化、切断を決意した。手術前は「歩くことも難しい」と告げられていたが、必死のリハビリで風を切って走り出した。10月、本格的にバドミントンの練習を再開。足を切断してわずか半年、代表選考を兼ねた日本選手権の舞台に（。初戦の相手はパリパラリンピックの出場選手。羽根を追う日々を取り戻した。河合紫乃は「目指しているところは世界。これをスタートとして2028年ロサンゼルスで必ず金メダリストになるという目標で頑張っていきたい」と話した。
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走、復路。青山学院大学6区の野村昭夢は区間新記録で後続との差を広げた。駒澤大学の7区、佐藤圭汰は従来の区間記録を約1分上回る大記録で4分あった差を1分40秒までつめた。それでも青山学院は8区・10区で区間賞、2年連続8回目の総合優勝。シード権争いでは順天堂大学が7秒及ばず。
Bリーグ・千葉ジェッツが新年最初の試合に向け練習。昨シーズンまでNBAでプレーしていた渡邊雄太は「11年ぶりくらいの日本のお正月。おせちを食べた」と話した。5シーズン連続でキャプテンを務めている富樫勇樹は「千葉ジェッツとしてのリーグ優勝を一番に考えてことしはやっていきたい」と新年の決意を口にした。
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年末年始をふるさとなどで過ごした人たちのUターンで各交通機関は混雑が続いている。JR東日本によると、新幹線や在来線の上りの混雑はきょうがピーク。東北新幹線では「やまびこ58号」の自由席の乗車率が180％となったほか、ほかの新幹線も午後の指定席はほぼ満席。高速道路でも上りはUターンによる渋滞が続いている。午後6時現在、東北道久喜IC付近で34km、東名高速都夫良野トンネル付近で22km、中央道小仏トンネル付近で21kmの渋滞。
ことし1年の豊作や豊漁を願う神事が日本三大八幡宮の1つ、福岡市の筥崎宮で行われた。室町時代に始まったとされる筥崎宮の「玉せせり」は約300人の氏子たちが陸組と浜組に分かれて木製の玉を奪い合う。この玉に触れると幸運を授かるといわれ、玉を奉納するのが陸組なら豊作、浜組なら豊漁になるとされている。ことしの争奪戦を制したのは陸組。
気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。