案内してくれたのは神奈川県温泉地学研究所の萬年一剛さん。大涌谷につながる唯一の道路のわきにある雑木林のくぼんだ地形が過去の噴火で形成された火口。地下の構造などを分析したところ複数の火口が列をなしていることがわかった。地層の状況などから3000年以内に出来たものだという。萬年一剛さんは、2015年の噴火より全然大きいと語った。新たな火口発見を受けて想定火口も。従来は大涌谷を中心とした範囲が想定火口だった。噴火の予測については、非常に難しいのが現状。しかし少しでも噴火の予兆を使もうと研究が進められている。