平日のきょうも多くの観光客で賑わっている神奈川・箱根町の大涌谷。車で訪れる人が多いが、ドライバーからは「ガソリンスタンドが少ない」という声が聞かれた。箱根町には元々5か所のガソリンスタンドがあり、そのうち2つが去年閉鎖し、今年3月末にも1か所閉鎖される。3月末で閉鎖する箱根宮ノ下SSに行くと、朝から多くの利用者の姿があった。運営会社によると、深刻な人手不足に加え、地下タンクの改修費用に数千万円かかることなどから閉鎖を決めたという。ガソリンスタンドは全国的にも減少していて、この30年で半数以下になっている。箱根では観光客を受け入れる現場にも影響が出ている。今年25周年を迎える箱根小涌園ユネッサンでは3月末に閉鎖予定のスタンドで社用車や送迎バスの給油を行っていたが、箱根湯本のスタンドは片道20分程かかり渋滞になった場合は往復で1時間以上かかってしまうという。箱根町も現状を憂慮していて、「民間のガソリンスタンド会社と話し合いを行っていきたい」としている。
