警察庁の露木康浩長官が福島県の福島第一原子力発電所を視察し、原子力発電所がテロの標的となるようなことがあってはならないと述べて、高度な訓練などを通じて警戒力を高めていく考えを示した。発電所の構内で、24時間態勢で警備を続ける特別部隊の警察官に、引き続き、緊張感を持って警戒に当たるよう指示した。また、東京電力の担当者から、廃炉の状況や処理水の海洋放出の手順について説明を受けた。このあと露木長官は、立ち入りが厳しく制限されている帰還困難区域でパトロールに当たっている大熊町の特別警ら隊を激励した。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.