今月18日に発生した県北部を震源とする地震で、震度5弱の揺れを観測した大町市は住宅に大きな被害がでた世帯に1万円の見舞金を支給する方針を明らかにした。大町市では、住宅など15棟で屋根瓦が落下したほか、国の重要文化財に指定されている仏像が倒れて頭部が破損した。牛越徹市長はきょうの定例会見で住宅に大きな被害が出た世帯に1万円の見舞金を支給する方針を明らかにした。これまでの調査の結果、見舞金は10世帯ほどに支給される見込みで、空き家や倉庫などの被害は対象外。牛越市長は破損した仏像について「地域で守られてきた重要文化財なので、復旧を願っている」などとして修復費用の一部を市としても負担する考えを示した。
住所: 長野県大町市大町