石川県出身の関脇・大の里が史上最速で大関昇進の見通し。大相撲 秋場所で2場所ぶり2度目の優勝を飾った大の里はきのう会見で「この経験を何度も何度も味わえるように頑張りたい」と語った。大の里の初土俵は去年の夏場所。わずが4場所で入幕し、ことし5月の夏場所で史上最速優勝。この秋場所で2回目の優勝を果たし、大関昇進目安となる”直近3場所で合計33勝”をクリアした。大の里は心の支えである生まれ故郷の石川県について「土曜日に被害があって、大変な状況で、絶対土曜日に優勝を決めたいと思っていた」と語った。先週土曜日には石川・能登地方を中心に猛烈な雨が降り、川の氾濫などの被害が相次いだ。大の里は来月に予定されている金沢巡業にも「晴れ姿を見せられたらいいな」と意気込みを語った。大の里はあすには大関昇進の見通し。