ハウス栽培のすももの収穫が県内で最盛期を迎え、生産地のひとつ、笛吹市でも農家が出荷に向けた作業に追われている。すももの収穫量が全国で最も多い山梨県では、いまが収穫の最盛期で、笛吹市のほか、甲州市や南アルプス市が有数の生産地として知られている。このうち、笛吹市の石原俊夫さんの畑では朝早くから、すももの高級品種「貴陽」の収穫が行われている。石原さんは実を1つ1つ丁寧にもぎ取ると大きさや色づきなどを確認してからかごに入れていった。「JAふえふき」によると、この地域ではハウス栽培のすもも「貴陽」や「大石早生」などの東京や大阪への出荷が7月中旬ごろまで続くという。