房総半島で野生動物による農業被害が問題になる中、駆除された動物で革製品を作る取り組みを行っている職人・大阪谷さんを取材。製品は30種類以上。野生動物ならではの傷もそのまま活かしている。房総半島の農業被害で特に増えているのはキョンの被害。大阪谷さんがこの取り組みを始めたきっかけはボランティアで訪れた農家との出会いで「自分の子どものように迎えてくれて、第2のふるさとだと感じた」と語る。4年前房総半島に移住し、地域課題を知ってもらうために百貨店でワークショップなども開いている。また空き家を購入し、ワークショップ・農業体験などの拠点にして人が集う場所にしたいと考えている。