林修さんが大腸がんの疑問を徹底解決する。アメリカでは大腸がんが減少傾向にあることについて。理由はアメリカは大腸がん検査の受診率が高いため。大腸がん検査の受診率はアメリカは約72%、日本は約46%。この日本の約46%は、便に血が混ざっているか調べる便潜血検査で、陽性判定が出ても大腸カメラを受ける人は約70%だという。ではなぜアメリカでは大腸がん検査の受診率が高いのか。アメリカでは2010年頃のオバマ大統領時代に50歳~75歳で10年に一度、大腸がん検診が無料になり、検査する人が増加。また、大腸がんになってしまうと治療費が高額になるため検査を受ける人が多いということ。具体的な金額でみてみると、急性虫垂炎(盲腸)を治療すると、保険適用外の金額で日本では約31万円~、アメリカは公立病院で約209万円~、私立病院で約599~816万円。ちなみに救急車は日本は無料だがニューヨークでは約15万円。では、大腸がん検査の受診率が高くなるとなぜ死亡率も下がるのか。その理由が早期発見。大腸がんの進行度によっての5年生存率について。一番進行しているステージ4の場合は18.3%と低い数字になっているが、ステージ3では75.5%に上り、ステージ2では85.5%、ステージでは92.3%となっている。しかし、最近は大腸がん治療が進化しており、ステージ4でも治る患者は増えているという。伊藤先生は少ない医師でも迅速に手術ができる革新的手術支援ロボットを開発するなど、日々大腸がん治療の進化を目指しているが、何よりも早期発見のための検査が重要ということ。
