昨日のジャイアンツ戦に先発出場した大谷翔平は、俊足ぶりも際立った。腰の張りから2試合ぶりに復帰したドジャースの大谷翔平(29歳)は昨日、ジャイアンツと対戦。ジャイアンツの本拠地のオラクル・パークといえば、ライトスタンドを越えて海に落ちるホームランは「スプラッシュヒット」と呼ばれ、名物となっている。先月には、ファンがボートに乗ってボールを待ち構えていたら、飛んできたボールを見事にダイレクトキャッチする場面もあった。日本人初のスプラッシュヒットの期待がかかった一戦で、大谷は第1打席、いきなり打球速度およそ170キロの超高速ヒットで出塁する。そして大谷は3回、今シーズン初の盗塁失敗を記録したが、相手の送球ミスもあって一気に3塁へ。さらに大谷は5回、ランナー3塁のチャンスで快足を飛ばしてタイムリー内野安打。昨日のジャイアンツ戦は山本由伸(25歳)が先発だったが、6回に勝ち越しタイムリーヒットを浴びるなど4失点で降板。ベンチでは、大谷が山本に声をかける姿もあった。山本は次回、5勝目を目指す。山本のきのうの成績は、5回3分の2を投げて6奪三振・4失点。ドジャース6-4ジャイアンツ。