史上最速で大関に昇進した大の里の伝達式がきょう行われた。大の里の等身大パネルをスタジオで紹介。身長は192センチ、体重は182キロ、靴のサイズは32センチ。昭和以降最速となった9場所での大関昇進は、石川県出身力士としては25年ぶり。出世の早さに髪の成長が追い付かず、きょうの伝達式には大銀杏ではなく「ちょんまげ姿」で登場。口上には「唯一無二」の4文字が入っていた。二所ノ関部屋所属だが、師匠は元横綱の稀勢の里。石川県・津幡町出身で小学1年のときに相撲を始めた。日体大では1年のときに学生横綱となった。好きなアーティストは「湘南乃風」で、好きな漫画は「20世紀少年」。大関昇進時の過去の口上(貴ノ花、若ノ花、朝青龍、白鵬)、大の里のコメント、能登豪雨の義援金受付窓口(石川県庁、東京事務所、北國銀行)を紹介。松本明子は「石川県の皆さんに元気を与えてくれる」、立教大学客員教授・古舘伊知郎は「(足の)幅もあって6Eぐらいあると思う」、高橋真麻は「最近相撲を見ていなかったので見ようと思う。大谷選手もそうですけどケガに気をつけてほしい」、国際弁護士・清原博は「将来有望な力士が出てきた」、CBC特別解説委員・石塚元章は「唯一無二はわかりやすいがシンプルすぎた」などとスタジオコメント。日本相撲協会・出羽海理事のコメント。茨城・阿見町・二所ノ関部屋の映像。写真:共同通信社。