負ければ終わり勝てば次のステージへ進む明日の大一番を前に、グラウンドには姿を見せなかった大谷が練習前の会見に臨んだ。昨日、敵地で行われたパドレスとのプレーオフ地区シリーズ第4戦。負けられない戦いでタイムリーを放ちベンチに向かって味方を鼓舞する雄たけびを上げチームを鼓舞した。審判に対して悔しさを出した場面もあったが、今日の会見で大谷は「もう忘れた」と絶妙な返答をし会見場の雰囲気は一変した。一方、明日のプレーオフ地区シリーズ最終第5戦のパドレスの先発はダルビッシュ投手。大谷とダルビッシュは3月に韓国で行われた開幕シリーズで初対戦。3回の第2打席にライト前へ、初ヒットをマーク。更に、そのあと今シーズン初盗塁も決めた。しかし、4月の2度目の対決では空振り三振、サードフライ、空振り三振。3打数ノーヒットでダルビッシュ投手の圧勝という結果に。そして、3度目の対決となったこのプレーオフ第2戦でも空振り三振に内野ゴロと3打数ノーヒットだった。ダルビッシュ投手と大谷の全対決は8打数1安打3三振で打率は1割2分5厘。ダルビッシュに大きく軍配が上がる結果となっている。一方、ワールドシリーズ優勝をまだ経験していないダルビッシュは今シーズンは故障などで長期離脱し9月に復帰している。そしてドジャースの先発は山本由伸投手が務めることが発表されている。