ドジャース・大谷翔平選手が、ナショナルリーグのシーズンMVPの最終候補3人に選ばれた。レギュラーシーズンで最も活躍した選手に贈られる大リーグのMVP。全米記者協会に所属する記者30人の投票で選ばれ、11日、両リーグの最終候補3人が発表された。ナショナルリーグの最終候補に選ばれた大谷選手は、今シーズン指名打者としてバッターに専念し、ホームラン54本、130打点で2冠に輝いた。打率3割1分と59盗塁もリーグ2位の好成績で、ホームランと盗塁がともに50を超える、史上初の50−50を達成。ライバルとなるのは、メッツ・フランシスコリンドー選手。華麗な守備を誇るショートで、ホームラン33本、29盗塁をマーク。さらにダイヤモンドバックス・ケテルマーテイ選手。守備範囲の広いセカンドで、自己最多となるホームラン36本を打って最終候補の3人に入った。大谷選手がMVPを受賞すれば2年連続3回目。指名打者としては大リーグ史上初の快挙。アメリカンリーグでは、ヤンキース・ジャッジ選手、ホアンソト選手、ボビーウィットJr.選手の3人が最終候補に入った。MVPの発表は、日本時間の今月22日。