メジャー挑戦1年目の大谷は投手として2試合9失点、打者としては32打数3安打と低迷していた。大谷はインタビューに単純に技術が足りないから開幕までにうまくなっていけばいいと考えたと話していた。イチローから「自分がやってきたことやポテンシャルをもっと信じたほうがいい」という言葉をもらった大谷は、メジャー初登板を勝利で飾ると打者としては2試合連続本塁打とセンセーショナルなデビューを果たした。大谷は野球のために生活のすべてを徹底的に管理した。メジャーに来てからの7年間でけがとも戦ってきた大谷は、バットを振れないリハビリ期間もバッターボックスに立ち選球眼を鍛える練習を取り入れていた。