今年1月、沖縄で自主トレ中の鈴木誠也を取材。鈴木の4月成績(試合前時点)は打率.364、HR3本、打点13と絶好調。バッティングでの器用さを磨くためにカギを握るのは6本のバット。左手だけから右手、両手で打ちながら徐々に理想のバッティングフォームに近づけているという。続いては投げたボールを打つ練習。ここでも種類の違うバットを使って打つ。鈴木は目的はHRをたくさん打つためではない。コンタクト率を上げたいと話した。鈴木が苦手としているのは外からストライクゾーンに入ってくるシンカー。打つのは難しいが、ファウルにしたいという。ボールが来るラインにバットの軌道を後ろから長く入れていくイメージだと話した。フォームを修正したことで、苦手なシンカーをファウルにすることができた。