マーリンズ VS ドジャース。2年連続でメジャーリーグのMVPに輝いたドジャース・大谷翔平選手がさらなる自信を手にした昨日のマーリンズ戦。その舞台となったローンデポ・パークは大谷選手がメジャーの歴史を塗り替えた思い出の地。2023年のWBC決勝で大谷選手が最後を締め、日本が世界一の座を取り戻しただけでなく、去年の日本時間9月20日、シーズン50本目の盗塁を成功させ、50本目のホームランを放っている。大谷選手はその記憶を呼び起こすかのように、フォアボールで出塁すると今シーズン10個目の盗塁を成功させ、日本人選手ではイチローさん以来2人目となる5年連続2桁盗塁。そして5回、初スタメンの座を掴んだ韓国の主砲キム・ヘソン選手の記念すべきメジャー初ヒットのあとに迎えた大谷選手の第3打席、2試合ぶりの第9号2ランホームラン。打球速度は今季メジャー最速の189.7キロ。チームの勝利とともに新たな思い出を手にした大谷選手だった。