大谷は3度目の二刀流出場。野球部出身で学生コーチも務めた井上貴博アナが解説する。井上アナは「大谷はケガする前の状態に戻す気はさらさらない。2段3段上を行こうとしている。フォームもしなやかなのに肘に負担がなくなってる。そのポイントの1つとして変化球が進化した。」などと話した。今年特に精度が上がったのがスライダーの投げ方だという。左に曲がりながら落ち、さらに速い球を30%くらい投げるようになっているということ。さらに井上アナが注目したのはプレートさばき。ルール上、ピッチャーは投げる際マウンドのプレートに軸足が触れていれば良い。大体のピッチャーは同じところから投げるが、大谷は今回の3試合で立ち位置を変えているという。井上アナは打たれづらい場所などを試行錯誤しているのではないかと分析している。