ロサンゼルス・ドジャース・大谷翔平選手など、メジャーリーグでは毎年日本人が大活躍しているが、初めて日本人メジャーリーガーが誕生したのは61年前。山梨県出身の村上雅則さん(81歳)。1964年から65年にかけて、サンフランシスコ・ジャイアンツで投手として活躍し「マッシー村上」の愛称で親しまれた。小学生で野球を始め、法政大学第二高校へ進学。卒業後は大学進学の予定だったが、南海ホークス・鶴岡一人監督との約束でプロ入りを決意した。1962年に南海ホークスへ入団。1964年3月に野球留学で渡米。サンフランシスコ・ジャイアンツ傘下・1A・フレズノでプレー。49試合に登板し11勝の活躍。飛び級でメジャーへ昇格。通算54試合に登板し5勝を挙げた。
