マグロ漁師・菊池武一さん(64)に密着。12月下旬、一年で最も痺れる季節が近づいていた。正月行われる豊洲の初競り。一番マグロには億を超える値がつく。マグロ漁師たちの夢。弟たちはその栄誉を手にしてきた。しかし、菊池さんはいまだになし。12月30日、一番マグロをかけた戦いが幕を開けた。この日から1週間で穫れたマグロのみが初競りの対象となる。菊池さんが選んだのは、より確率の高い延縄漁。菊池さんは150キロを優に超える大物を釣り上げた。しかし、一番マグロを狙うには弱いという。その後も大物を釣り上げるが、200キロには届かず。初競りにかけられたマグロは110本。245キロのマグロが史上最高となる5億円を記録し一番マグロに。二番マグロを揚げたのは菊池さんの教え子だったという。
