ヘルメット・洋服・歯磨き粉に共通で使われている廃棄物は卵の殻。日本の卵の年間消費量は1人300個以上で、世界トップクラス。年間約26万トンの卵の殻が廃棄されていて、環境への負担も深刻な問題となっている。オサメット・エッグはプラスチック素材の約20%を卵の殻で代用することで、製造時に発生するCO2の量を約20%削減できるという。卵殻ホワイト プレミアムは約3個分の卵の殻を使用。卵の殻は歯と似たミネラル構造のため汚れに吸着し除去するため、歯磨き粉として最適だという。卵の殻の薄い膜と植物由来の繊維を合わせて作る繊維・ovoveilが肌にも環境にも優しいと話題を呼んでいる。