仲里依紗のルーツに迫った。教区簿にあった高祖父・グスタフさんが生まれた場所にたどり着くと、そこは大きな農場だった。グスタフさんは非摘出子として母に育てられたことも分かった。11歳の頃から農夫として働き、農場を転々としていたという。1875年、21歳になったグスタフさんはスウェーデン・イエーテボリに移り住む。都会に出て一旗揚げようとしたのだ。1883年、次男・エノックさんが誕生。仲里依紗の曽祖父にあたる人物。グスタフさんは30歳で亡くなっている。エノックさんの孫が見つかった。78歳の今もイエーテボリ大学医学部で腎臓移植の研究をしている。そのマルガレータ・フィリップソンさんによれば、エノックさんは水道工事の会社を創業し、精力的に働いていたという。100年前、成功を収めたエノックさんが建てた家が今も残っている。1912年、エノックさんに長男が生まれる。それが仲里依紗の祖父・アクセルさん。
