- 出演者
- 弘中綾香 入山章栄
渋谷の週末。駅前の渋谷ストリーム。海外スタートアップのピッチが行われている。夜の代々木公園では、ドローン技術が披露されている。DIG SHIBUYA 2026は世界中のデジタル技術を披露するイベントだ。渋谷はスタートアップの街へと変貌している。渋谷に集まるスタートアップを特集する。
オープニング映像が流れた。
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- 渋谷(東京)
スタートアップ都市・渋谷、挑戦者たちが集う理由と戦略に迫る。渋谷はスタートアップが日本で一番多い街で勢いはまだ止まっておらず、入山氏は「むしろさらに加速して盛り上がってる感じ。スタートアップは傾向があって、狭い地域に集まる。」などと話した。アメリカでスタートアップが集まるといえばシリコンバレー、密に情報交換をしないといけないので狭い所に集まるのが特性としてあるという。シブヤスタートアップス・田坂社長を紹介。シブヤスタートアップスは渋谷区などが立ち上げた企業で国内外からスタートアップを渋谷に誘致しようと、企業支援や経営支援を行うことを事業としている。
シブヤスタートアップスの中で注目している企業は、NEUBILITY。NEUBILITYは韓国発の自律走行ロボット開発のスタートアップ。日本進出にあたっては出前館とタッグを組み笹塚地域でフードデリバリーをロボットでやろうとしているという。他には、PixAI。PixAIはMewtantが運営する生成AIのオンラインサービス。
渋谷というのは元々日本起業家の憧れの会社であるサイバーエージェントやGMOインターネットグループがあるから、どんどん渋谷で起業しているという。渋谷のいい所はコワーキングスペースが充実している。もう1つスタートアップが集まっているのが桜丘町の地域。渋谷駅の南側に位置する地域で、渋谷サクラステージやディープテック企業が集積している。
ディープテックとは科学や革新的な技術で社会課題を解決する取り組みのこと。どんな企業が桜丘に集まっているのか。渋谷サクラステージでは昨年12月、ディープテックのスタートアップを支援する施設SAKURA DEEPTECH SHIBUYAでイベントが行われた。アメリカやイギリスなど世界中のスタートアップ10社が選抜され、この日は半年間の成果発表会をしていた。VeroboticsCEOのイド・ゲノサーやFoundation AlloyCEOのジェイク・ググリンのコメントを紹介した。メンターのアレックス・ウィンターによると「渋谷は人々が集まり交流し新しい企業を発見できる場所で、つまりハブになっている」などと話した。
大阪大学発のスタートアップ「EX-Fusion」はレーザー核融合の技術融合を目指した会社。レーザー核融合とは強力なレーザー光を原子核に照射し圧縮することでエネルギーを作り出す技術。半永久的にエネルギーを生み出せる可能性があり、世界で注目されている次世代のエネルギー技術。その原料は海水。約1gの海水から8tの石油に相当するエネルギーが抽出できる。二酸化炭素を出さず安全に取り扱える。さらに無尽蔵という特徴があり、特に日本のような資源のない国には究極のエネルギーといえる。代表の松尾さんは世界でも数少ない研究者のひとりで、2030年代には発電の実証実験に挑戦。成功すれば日本から新しいエネルギーが誕生する。しかし収益を得られるのはまだ先の話だが、研究費用は継続的に必要になる。そこでレーザー技術を応用し製造業と協業することで事業を継続している。そのために起業家や投資家が集まる渋谷は重要な拠点になる。
日本や世界からのスタートアップが渋谷に集まることで、シリコンバレーみたいになっていいのかという心配もあるという。シリコンバレーでは格差がすごく広がってしまい、ゾンビタウンみたいに街中がなっていて、スタートアップもたくさんいてAIならサンフランシスコは強いが、暮らす場所として難しい状況になっているという。田坂さんは、ビジネスの拡張性と住み心地の両方が必要だと思っているという。暮らす場所としても素晴らしい街をキープしつつ、産業も強くなれる街を渋谷が目指せるといいという。
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今日のグラレコを振り返る。田坂さんは、「産業を育てながら暮らしも文化も守るのが大事と改めて思った」などと話した。
