- 出演者
- 入山章栄
オープニング映像。
入山が台湾を現地取材。アーサー・ホワンさん2005年にアップサイクルのMINIWIZを創業。世界経済フォーラムで受賞するなど台湾を代表する経営者。アーサーさんは世界で需要が高まるバッテリーや、GoogleやAppleも利用する自転車シェアリングサービスに注目。
新車販売台数におけるEV自動車のシェア率は日本が2.8%に対し台湾は8.3%。桃園市にある華亜テクノロジーパークは台湾内外のハイテク企業がアジア太平洋地域に本社を置く拠点。2015年創業のXING Mobilityは特殊な液体を使って冷却することで従来の8倍もの冷却効果があるバッテリーを開発。台湾の高齢者世代は日本の統治時代など変革の時代を過ごしてきた。1960年代以降繊維産業などで発展し輸出などで経済成長した。立身出世した経営者が家族に投資している。台湾スタートアップの特徴はブランドではなく技術が重要・最初から世界を狙う。
台湾のシェアバイクは2009年にスタートし今では台湾全体で9万台以上7000か所以上のシェアバイクステーションがある。2019年創業のRybitは車体製造は自転車メーカーに依頼し管理システムや登録アプリの開発を手掛ける。シェアバイクを台湾で約3000台展開していて、アプリを登録すればいつでもレンタル可能で30分で約50円。海外向け自転車は超小型充電バッテリーを内蔵した電気自転車で、1台月額約2万5000円のサブスク契約。CEOはシンガポールで設立したシェアバイク事業のスタートアップ創業メンバーで、中国の大手企業に売却し資金を元手にRybitを創業した。
入山さんは「本当に学びが多い、台湾は昔の良かったときの日本の文化に近いのものが残っているんじゃないか」「祖父母・親世代から台湾は確かな技術を武器に世界を飛び回っている、それが今の大手企業につながっているということが分かった」などと話した。
- キーワード
- 台湾
「創業から世界を視野にいれること、本質的な技術力を磨くことが日本の成長にとっても大事だということ」を学べた。
MINIWIZがアップサイクルした「オリジナルサングラス」を3名様にプレゼント。
エンディング映像。