一昨日、阪神梅田本店で阪神タイガースの38年ぶり日本一を記念した限定グッズの販売が始まり、約2000人のファンが列を作った。阪神ファンが今一番心待ちにしているのが優勝パレードだという。しかし、このパレードの運営費を巡り、暗雲が垂れ込めているという。18年前阪神のリーグ優勝で行われたパレードの費用は約1億5000万円。今回のパレードでは約5億円かかると言われている。パレード費用高騰の背景には2つの会場で行うことと警備費用の高騰があるという。これについて吉村知事は府費は投入しないと発信しているし、企業の協賛金と個人の寄付で全額賄う予定だという。寄付については先月18日からクラウドファンディングを実施。昨日正午時点では目標金額の2割にも満たない約8800万円となっていた。熱狂的なファンが多いと言われる阪神でなぜ寄付金が集まらないのか。大阪の人はケチだから、返礼品にほしいものがないなどの意見が街では出ていた。また、パレードに導入される自治体職員をめぐり非難の声が上がっている。