きょう発表された3月の消費者物価指数では前年同月比でコメ類の上昇率が92.1%と過去最大を更新。この1年でコメの価格が約2倍に跳ね上がったことになる。先ほど農林水産省は先月の業者間でのコメの取引価格が2万5876円だったと発表。過去最高だった2月に比べて600円ほどのマイナスで備蓄米の効果が出てきたとしている。一方で3月中旬に放出を始めた約14万tのうち、先月30日までに集荷業者が引き取ったのは全体の3%に満たない4071t。その中で小売業者などに届いたのはわずか461tとわずか0.3%ほどだったことがわかった。23日から備蓄米の3回目の入札が始まるが、コメの価格は安くなるのだろうか。