ギョーザの街、宇都宮にある宇味家には名物を求めて訪れる客が途絶えない。金子裕司社長によると、その違いを生んでいるのは、野菜の甘みだという。野菜の存在感が強い野菜ギョーザが店の自慢で、国産にこだわった5種類の野菜が入っている。ただ、この中に店が頭を抱える存在が価格高騰が続くキャベツ。卸売価格は去年から急上昇。今年に入っていったん落ち着いたように見えたものの再び高騰している。平年と比べるとおよそ3倍の高値だ。一方、埼玉久喜のスーパーにはチルドのギョーザを手に取る人も。今日は、特売で1パック118円とお安くなっていたギョーザを購入する人が続出。冷凍やチルドのギョーザの人気っぷりは数字にも表れていた。去年の3割増しの売り上げにはやはり野菜の高騰があるという。ちなみに手作りギョーザに欠かせない野菜はキャベツ399円、白菜378円と今日もやや高い価格で推移しているという。