千葉県南房総市にある真野寺にあるのは墓石を置かない特別な埋葬エリア。スタートアップのat FORESTが手掛ける循環葬。土壌学の専門家の監修の下、火葬した遺骨をパウダー状にして土と混ぜ自然に返すという新たな埋葬方法として名付けた。循環葬では墓標を設けず遺骨を土に埋め自然に返るのが特徴。墓じまい件数は2023年度に16万6000件と過去最多。2024年に購入した墓の種類は一般墓と樹木葬のシェアが逆転。敷地を提供する寺にとっても新たな収益や森林保全につながる効果がある。真野寺・伊藤尚徳住職は「山々の新たな活用法が見つかるところに賛同した」などとコメント。今後は地元の飲食店などとも連携し地域創生にも力を入れていきたい考え。at FOREST・小池友紀代表取締役CEOは「今までとは違う人の流れができる」などとコメント。
