三浦璃来/木原龍一ペアの練習拠点はカナダ・トロント郊外。ペア結成の2019年から2人はここで活動している。りくりゅうはペア結成からわずか4か月後に全日本選手権に出場。注目されていないからこそ2人は燃えていた。結成当初から指導しているブルーノ・マルコットコーチは「夢をモチベーションにすることが鍵」と話す。結成3年目、りくりゅうは北京五輪に挑み、日本人ペア史上初の7位入賞。その後、2022-2023シーズンにGPファイナル、四大陸選手権、世界選手権で優勝し年間グランドスラムを達成した。2023年12月、木原が腰椎分離症と診断され思うように練習できていなかった。2024年9月に木原は氷の上に戻っていた。ミラノ・コルティナオリンピックに向けて、ショートプログラムはこれまでのイメージを一新し、振り付けはシェイ=リーン・ボーンに依頼。しかし、2025年の全日本選手権の直前練習で三浦が左肩を脱臼。それでも木原の言葉に勇気づけられ渾身の演技を披露した。日本ペアの歴史を塗り替えてきたりくりゅうペアの集大成、ペア史上初の五輪金メダルに挑む。
