NPO法人 ウィーログの代表理事・織田友理子さんは、手足から前身の筋力が低下していく難病「遠位型ミオパチー」を患っている。今は首から下が動かせない状態だ。少しずつ病気が進行する中、25歳の時に結婚し男の子を出産。患者会を発足し、治療薬の開発を国に求めるなど様々な活動を続けてきた。2017年にはみんなで作るバリアフリーマップアプリ「WheeLog！」をリリース。世界62カ国で10万回以上ダウンロードされている。大阪明星学園で行われたイベントでは生徒が車椅子で校内をまわり、エレベーターやスロープなどの情報をアプリに投稿した。織田さんは「どんな人でもどんな状況でも人に手を貸すことができるし、そういった喜びを感じるような仕組みを構築したいなと思った。みんなで社会を変えていきたい」と語る。